今回の未来ポケットではいつもの未来商品とは違った、
暑い夏を乗り越えるための「日本ならでは」の技術をご紹介。
B級グルメの全国王者・富士宮焼きそばが楽しめる富士宮市「お宮横丁」。
施設の中心に置かれた井戸にある富士山からの豊富な湧き水を
地球温暖化防止に役立てようと考えた人がいる。
「株式会社きたがわ」の佐野さんは、自ら経営する甘味処のエアコンに富士山からの湧き水を利用。
水温が一定であることを活用して、エアコンの室外機から排出される熱風の熱を吸収し、
気温上昇の原因となる排熱を防いでいる。
さらに地下水を使って、夏場の空気の温度をあらかじめ下げた状態でエアコンに送ることで消費電力を
節約することを可能にしたというのだ。
このアイデア、冬場でも地下水を使って、冷たい空気を暖めてエアコンに送ることで、消費電力を節約できるという。
文/構成:News Pocket編集部
出典:環境省COOL CHOICE 動画チャンネル