数字が苦手な人にとっては、頭のイタイ経理業務。ですが、作業効率をアップさせるための方法も実はあるんです。そのひとつがバックオフィス業務の効率化をサポートする「クラウド会計ソフトfreee」。サービス開始から5年で利用事業所が100万を突破、クラウド会計ソフトではシェアNo.1を誇ります。
経営状況の可視化と経営改善をサポート
経理業務の効率化ソフトウェアとして、さまざまな企業や個人事業主が活用している「会計freee」。「スモールビジネスを、世界の主役に」というミッションを掲げ、2018年の7月2日に、20〜100名の法人を対象にした「プロフェッショナルプラン」の提供を開始しました。
このプランでは、「予算・実績管理」機能の追加。これにより、これまでの経理業務効率化の効率化に加え、膨大な時間と手間がかかる経営資料の作成業務を自動化できるようになりました。
予算・実績管理機能の特徴とは?
予算・実績管理機能の特徴は、勘定科目ごとの予算の作成が可能だということ。そして「会計freee」に反映された実績が財務表とグラフでリアルタイムに反映、それぞれの予算との比較もできるように。さらに月次の予算達成度合いから自動分析、年間の着地予測の観測を確認することも可能です。
すでに経営企画がある企業でも、経営資料の作成に14日かかっていたものが、たった1日で終わるようになるとのデータもあります(※freee調査)。スモールビジネスにとって、心強いサービスと言えるでしょう。
今後はプロジェクトごとに収支が出せる「プロジェクト会計機能」や過去の財務データや予算などに基づき資金繰りを予測する「資金繰りシミュレーション機能」をリリース予定だそうですよ。
人工知能AIが会計業務をアシスト
freee株式会社はプロフェッショナルプランのほか「AI月次監査」機能を「クラウド会計ソフトfreee」上でリリース。中小企業を中心に、試算表の作成に必要な月次監査業務を効率化・自動化する機能です。こちらは会計事務所向けに提供を開始しました。
納税義務の適正な実現や経営状況の正確な把握のために大切な月次監査。非効率化の改善を図るのが、人工知能を活用した「AI月次監査」です。AIが修正の必要がありそうな仕訳を自動で探し、アラートとして表示。

自動化の対象が、これまでの入力業務からチェック業務にまで広がるため、人工知能のCFO的な存在と言えそうです。AIを活用した監査機能をユーザー向けに提供するのは、国内初の取り組みだそうですよ。
今後は「類似仕訳」の提示に加え、「実際にどのように修正すべきか」までを提案する機能やAIとのチャット機能などの提供も予定しているそう。期待が高まります!
バックオフィス業務に加え、経営のプラニングとナビゲーションをサポートするプロフェッショナルプラン。人材不足や経営状況の改善策のひとつとして、スモールビジネスのみなさんは導入を考えてみてはいかがでしょう?
また、中小企業に限らず「クラウド会計ソフトfreee」は様々な業種や職種に対応しているので、経理業務にお悩みの方はfreeeホームページを見てみると良いかもしれませんね。
参照:https://www.freee.co.jp/