民間企業主催で初、東郷神社で「原宿夏祭り2019」を開催

東京都渋谷区の「東郷神社」にて去る8月23日、初の民間企業主催による「原宿夏祭り2019」が開催された。古き良き日本文化と最新トレンドとエンタメを融合させた夏祭りには、会社帰りのサラリーマンや学生、親子連れなど、多くの来場者が詰めかけた。

夏祭りを企画したのは、国内外問わず年間100本を超えるイベントをプロデュースし、地元原宿に拠点を置く株式会社グローバルプロデュースだ。これまで「東郷神社」で民間企業がイベントを実施した前例はないが、今回同社が相談を持ちかけたところ、快く共催していただけたとのこと。やはり地元への深いつながりのあるイベント会社ならではいうところだろう、1940年の建立以来、初めて実施された民間企業初の夏祭りイベントに参加してきた。

この夏祭りでは、若者のインスタ映えを意識した夏祭りだけではない、どこか懐かしくも新しい演出が随所に目に映った。境内には色とりどりの花を浮かべた「手水舎」や、ポップな和のイラストを真っ赤な看板など、思わず写真が撮りたくなるスポットが多数設置され、「金魚すくい」や「射的」など、懐かしの遊戯屋台も並んでいた。また、事前予約をした参加者には浴衣の着付けサービスも行うなど、ちょっとVIPな夏祭り体験をできる、まさに大人のゆったりとした風情を感じられる工夫が散りばめられていた。

もちろん、夏祭りといえば出店!この日はキッチンカーや屋台など複数夏祭りを感じらえる店が出店。富士山の天然水を使ったふわふわかき氷「氷屋bebe」や、鹿児島産の上質な茶葉を使った日本茶と生タピオカをトッピングしたタピオカ日本茶ラテ「一千花」のほか、ローストビーフやピザ、オムライスなどの人気メニューを取り揃えたキッチンカーの前には、老若男女が列を成す光景も見られた。

神社境内の中央に組まれた櫓のうえでは、1990年代のヒット曲をカバーした歌謡ショーや「原宿盆踊り2019」が行われ、来場者が櫓を囲んで輪になり、「東京五輪音頭-2020」を踊って大いに盛り上がりを見せていた。

夏祭りのメインイベントの一つとして、おもてなしのプロフェッショナル集団「東京美人Project」の初お披露目も行われた。近年増加し続ける訪日外国人に対して、日本ならではの
「おもてなし」を提供するために選抜された、「東京美人Project」は、「知性×品格×おもいやり」を司会、通訳、アテンド、日本文化の普及などで提供をすることを目的としており、この日は、選抜メンバーがあでやかな着物姿で登場。空手の型など、それぞれの特技をアピールした。
今後は更にメンバーを募集し総勢100名のプロフェッショナル集団を目指すとのこと。おもてなし大国日本を世界にアピールするには「東京美人Project」の躍進に期待したいところだ。

来る2020年の東京オリンピックに向けて、日本の古き良き「夏祭り」や「縁日」「盆踊り」などを通じて、おもてなしの心がさらに訪日外国人にも伝わるイベントとして、夏祭りと「東京美人Project」をプロデュースする株式会社グローバルプロデュースの活躍に、さらなる期待できそうだ。