「ポリフェノールの日」11月26日に決定! ネスレ日本が提案する年末年始にコーヒーの「ポリフェノール」が重要な理由とは?

このほど、一般社団法人日本記念日協会によって、11月26日が「ポリフェノールの日」として制定・認定された。申請を提出していたのは日本ポリフェノール学会(東京都文京区)。これを記念して、ネスレ日本株式会社(兵庫県神戸市)がメディア関係者に向けたオンラインセミナーを開講した。テーマは「なぜなに!? コーヒーパワー“ポリフェノールの基礎編”」。とかく食生活が乱れがちになる年末年始にコーヒーのポリフェノールが重要になることを解説したのだが、その理由が意外なものだった!

ポリフェノールの摂取で心疾患や脳卒中、糖尿病のリスクが低減

ネスレ日本が「ポリフェノールの日」当日に開催したメディア向けウェビナー(オンラインセミナー)「なぜなに!? コーヒーパワー“ポリフェノールの基礎編”」は、コーヒーにも含まれる健康成分「ポリフェノール」についての正しい知識と理解を深める目的で行われた。

講師として招かれた日本ポリフェノール学会の理事で、医学博士の近藤和雄氏(お茶の水女子大学名誉教授)は、ポリフェノールがほとんどの野菜や果物に含まれ、特にチョコレートや赤ワイン、そしてコーヒーに豊富に含まれると説明。

そして、こってりした食事を好むフランス人に、心臓病でなくなる人の割合が低いことを挙げ、「食事と赤ワインをセットで摂るからこそ動脈硬化が少なく、虚血性心疾患の死亡率が低いという結果になっている」と話した。

しかし、当然のことながら赤ワインはアルコールが含まれているため、大量に摂取できるものではない。実際のところ、フランス人でも赤ワインよりコーヒーからポリフェノールを摂取するケースが多く、これが動脈硬化を抑制していると想像されるという。

その上で近藤氏は「ポリフェノールを摂取することで脳卒中や糖尿病のリスクを軽減できる。ほとんどの野菜や果物にポリフェノールは含まれているが、食べられる量には限界があり、コーヒーといった飲料から摂取するのが効果的」との見解を示した。

なぜポリフェノールが「酒飲みの味方」なのか?

また、講師として登壇したネスレ日本・ウエルネスコミュニケーション室長の福島洋一氏(農学博士)は、コーヒーを摂取することで肝疾患(主に肝がん)による死亡リスクを下げることを指摘。「アルコール摂取で肝がん発症のリスクは高まるが、コーヒーを1日3~4杯飲むことで、ほぼ確実に下げることができる」という9万人にも及ぶ、日本人を対象とした18年間の研究発表を紹介。しかも、アルコールを飲むことでγ-GTPが上がり、肝臓に負担がかかるが、コーヒーを飲んでいる人は数値の上がり方が低い「肝臓保護効果」があることを説明した。

このことから、コーヒーは「酒飲みの味方」であると指摘。福島氏は「コーヒーのポリフェノールは1杯(150ml)あたり300mgで、紅茶の約2倍も含まれている。カフェインが健康に良くないという話もあるが、ことポリフェノールに関してはカフェインレスコーヒーでも含有量は変わらないので、そういった選択肢もある。いつでも、どこでも、どのようにでも摂取できるポリフェノール源として、コーヒーは日常に身近な存在」と話す。

そしてウェビナーのまとめとして福島氏は「ポリフェノールは植物の防御物質として、紫外線による活性酸素と戦う力が強い成分。これを1日あたり1,000~1,500mg以上摂取するのが理想的。このポリフェノールを摂取するのに手軽で身近な飲み物がコーヒーで、1杯約300mgも摂取可能なため、3~4杯のコーヒーが健康習慣としてオススメ。しかもコーヒーは“酒飲みの味方”として肝臓の保護効果もあるので、1日3杯のコーヒーを飲むといい」と力説した。

これから迎える年末年始に向けて、コーヒーを1日3杯飲むことを習慣けて、大事な肝臓をガッチリ守ろう!

■参考URL
日本ポリフェノール学会
ネスレ日本