防災の専門家が語る、今からできる防災対策

3.11、あの大地震からはや8年。3月は防災意識を高めて行きたい季節です。
いま、都心部でもしM7以上の地震が起きたら? 液状化、交通機関の麻痺。私たちは日々目を反らし生活しているものの、いつ何が起きてもおかしくない土地で私たちは生活しているのです。
そんな、もしもの時に備える防災意識を高めるために、ニチバンが防災についての専門家を招き、メディア向けセミナーを開催しました。

意外と知らない?日本を代表する絆創膏メーカー「ニチバン」って?

ニチバンは「粘着テープ」のプロフェッショナル。オフィスや家庭にある昔ながらの「セロテープ」を始め、医療品としての絆創膏まで幅広く私たちの生活に根付く「粘着テープ」のメーカーです。
最近では「ロイヒつぼ膏」という鎮痛消炎剤が観光客に大人気。韓国の人たちに爆買いされる人気商品となっています。

ニチバンの社名の「バン」は「絆創膏」の「絆(バン)」。そのくらい、絆創膏との親和性の高い企業。ガーゼと絆創膏が一体になった「OQ絆創膏」は、当時の医療現場に革命をもたらした。

そんなニチバンの絆創膏は進化し続けています。かさぶたを作らずに傷跡をキレイに早く治す「ケアリーヴ 治す力」など、高単価ですが高品質な絆創膏の売れ行きはどんどん伸びているとのこと。

防災意識を高めるメディア向けセミナーを実施!

セミナー中に行われたワークショップでは、東京に大きな地震が来た時の検証ムービーを鑑賞しました。電車が線路から脱線したり、建物が歪んでガラスが割れたり…。
最悪の事態に備えて、一般社団法人日本防災教育訓練センターの代表理事、サニーカミヤさんのご指導のもと、今から用意できることを考えてみます。

最低限持っておきたい!役立つ防災グッズ3選
まずは、サニーさんおすすめの「最低限の、家庭内にあるものを防災利用するコツ」です。3つのアイテムを教えていただきました。

・100均のスプレーノズル…日本の水道は残留塩素で殺菌効果がある
・防水タイプの絆創膏…温度対策、水害時の感染予防になる
・薄手の耐切創手袋…やけど予防やケガ防止。軍手だと強度が弱くケガにつながる

こういった知識をつけておけば、いざ実際に地震がきた時に少し落ち着いて避難準備ができそうです。

最大の防災はスマホで!持っておきたいスマホアプリ
さらにサニーさんいわく、今誰でも持っているであろう最大の防災グッズは…スマホなんだとか!
緊急時に家族や大切な人とすぐに連絡がとれるスマホは、避難時に絶対持っていきたいアイテム。
プラスアルファで入れておきたいアプリも教えていただきました。

・災害速報アプリ…全国の災害状況・速報を通知してくれる
・救命ナビ…身の回りの人が怪我をした際に確認したいまさに持ち歩く家庭の医学
・ポケットシェルター…避難所の場所を検索できるアプリ

災害時はネット回線が混み合いやすいので、事前にダウンロードしておくのがおすすめです。

ニチバンが教える「頭のいい絆創膏の選び方」

サニーさんのおすすめ防災グッズにもあるように、災害や急な怪我に備えて、いつでも持って起きたいのが絆創膏。ニチバンのセミナーでは、そんな絆創膏についての理解を深めるお話もありました。

一口に絆創膏といっても、実は使用シーンや使用部位に適した種類があり、医薬品、医薬部外品、一般医療機器、管理医療機器と分類されます。
すべて絆創膏ではあるものの、傷口へのアプローチの仕方が違うので、傷の大きさやひどさによって絆創膏を選びたいですね。安さだけでなく、品質のよさもチェックしたいところです。
伸びのいいものを選べば、関節部分の怪我でも絆創膏が剥がれづらいですし、粘着剤で肌がかぶれやすいという人は、やわらかい素材のものを使うべきなのかもしれません。

大きな傷にはパッドの大きいジャンボサイズや、小さなキズには小さめのスポットサイズを選べば、目立たないので顔周りなどでも安心して使うことができます。

「絆創膏なんて、100均で十分だ」と思っていた人、高品質なものを一度買ってみると、その違いがわかると思います。

ケアリーヴ 治す力は乾燥させずに、湿らせて自然治癒力を高める絆創膏。ケアリーヴは傷口のケロイド化を防ぐので、かゆみが出やすい人や傷口を残したくない人にはおすすめです。

絆創膏を持ち歩いて、防災意識を高めよう

絆創膏は手軽に入手できる、簡単な救急アイテムです。まずはカバンの中にいつでも入れて持ちあるくことで、急な怪我や災害に備えられるようにしましょう。包装紙も強度が強いものを使用しており、形が崩れにくいそうです。
小さくても、防災の取組みに意識を向けることで、大きな災害の記憶を忘れず、次に来る災害に備えることができるはず。そんな貴重なセミナーとなりました。