水害・土砂災害経験者と未経験者 「 自身の防災意識の高さ 」 に20%の差!防災週間の今だからこそ、備えておきたいこと

9月1日は防災の日。この日を含む1週間(8月30日~9月5日)は防災週間です。9月1日は、関東大震災が発生した日でもありますが、昭和34(1959)年9月26日の「伊勢湾台風」によって、戦後最大の被害を被ったことが契機となり、防災の日が創設されました。
東京消防庁ホームページより

昨今、「これまでに経験したことのないような大雨に警戒してください」という報道をたびたび耳にするようになりました。日本全国で水害による甚大な被害に見舞われる状況が続いています。これから本格的な台風シーズンを迎える時期でもあり、でき得る対策は講じておきたいところです。

このたび、防災・減災事業、インフラ・メンテナンス事業等に取り組む「応用地質株式会社」が、過去に浸水や自宅近くの川の氾濫、土砂災害などの被害に遭った経験がある方600名と未経験者600名(全国の20歳以上 男女1,200名)を対象に実施した避難に関する意識調査によると、「水害・土砂災害経験者」と「未経験者」の間では、防災意識の高さに差があることが見えてきました。

■今回の調査でわかったこと
「水害・土砂災害経験者」と「未経験者」間の防災意識の差

1.自身の防災意識について:水害・土砂災害経験者と未経験者の防災意識を比較すると20%の差が

水害・土砂災害経験者は、半数超えの50.3%が「自分は防災意識が高いと思う」と回答したのに対して、未経験者は31.3%に留まる結果に。

2.ハザードマップについて:全体的に9割以上の人がハザードマップは安全な避難において重要と感じている

ハザードマップの重要性に関する質問では、96.3%が「ハザードマップを把握することは安全な避難において重要だと思う」と回答。

7月の記録的な豪雨で被害を受けた熊本県人吉市ではハザードマップ上で浸水が予想されていた地域と、実際の浸水区域がほぼ重なっていたと報道もあり、経験者、未経験者問わずハザードマップの重要性を感じていることがわかります。

3.避難所について:地域の避難所の把握率は、水害・土砂災害経験者の81.8%、未経験者では67.5%

自治体の指定した避難所等を把握しているか否かについても、被災経験の有無で差があることが浮きぼりになりました。
近年では逃げ遅れた住民が犠牲になる“逃げ遅れ”も課題となっています。
災害を経験したことで防災意識が高くなることは想像できるものの、被害に遭遇する前に可能なことは対策を講じておきたいところです。

■防災週間の今だからこそ、やっておくべきこと
1.ハザードマップの理解と活用

自然災害による被害を予測し、その被害範囲を地図化したものを「ハザードマップ」と呼び、災害発生時の避難には欠かせないものです。身のまわりにどんな災害が起きる危険性があるのか、どこへ避難すればよいのか、事前に備えておくことが重要です。
国土交通省は、以下のハザードマップを公開しています。

<わがまちハザードマップ>
全国各市町村が作成したハザードマップを地図や災害種別に検索可能
詳しくは、国土交通省が運営する「ハザードマップポータルサイト」へ

2.備蓄
水害・土砂災害経験者が「被災した時にこれだけは欠かせない」と感じたものTOP5

水害・土砂災害経験者に被災した時にこれだけは欠かせないと感じたものを聞いたところ、1位は「食料、飲料(82.7%)」、2位は「現金(69.7%)」、3位は「生活用水(61.7%)」があがりました。

上記を参考に、備蓄をしっかり用意して、もしもの時に備えましょう!

【調査概要】
応用地質株式会社調べ
調査時期:2020年8月7日~8月14日
調査対象:全国の20歳以上 男女1,200名(水害経験者*600名/未経験者600名)
調査手法:インターネットによるアンケート調査
*)過去に浸水や自宅近くの川の氾濫、土砂災害などの被害に遭った経験がある方
※調査結果・データは四捨五入しており、合計パーセンテージが100.0%にならない場合がございます。