眼と光の正しい知識で、子どもたちの眼を守る 「見る育プロジェクト J!NS × Tech Kids School」

未来を担う子どもたちのために2社でスタートしたプロジェクト

軽量フレームやブルーライトメガネなど、オシャレで画期的なアイウェアをリリースし続けている「JINS」(ジンズ)と、これからの未来を担う子どもたちに向けて、プログラミングの知識や技術、また設計する力や表現する力、物事を前に進める力を教育している「Tech Kids School(テックキッズスクール)」の2社は、共同プロジェクトとして、眼と光についての知識を提供し、眼を守ることの大切さを伝えていく「見る育」をスタートさせました。Tech Kids Schoolが開催するプログラミング入門ワークショップ「Tech Kids CAMP」内で、プログラムの休憩時間を利用した「見る育講座」や小学校での出張授業、親子向けワークショップを中心に、「見る育」の普及活動を行っています。

先日は、「3331 Arts Chiyoda」にて、夏休み真っ最中の小学生と保護者を対象とした親子ワークショップイベントを開催。イベント冒頭で、JINSのブランドマネジメント室 事業統括リーダー 田中亮氏は、こう話しました。

「JINSは、メガネを作っている会社というイメージが強いと思いますが、実はそうではなく、〝あたらしい あたりまえ〟をつくる企業、新しい価値を生む会社です。私たちの企業理念は、人々の生活を拡大し、豊かにするMagnyfy Life。『見る育』も、この理念のもと、お子さんが安心してデジタル社会と向き合えるような世の中にしたいという想いから発足しています。今は、子どもとデジタル機器の接点は多く、距離はどんどん近くなっています。眼を正しい知識で守っていくのは重要です」。

そして、Tech Kids Schoolを運営する株式会社CA Tech Kids代表取締役 上野朝大氏は、こう続けました。

「イギリス、フィンランド、インド、ロシアなど、成長している国では、小学校からプログラミング教育をするのがスタンダードとなっています。日本も、2020年から小学校でプログラミングが必須科目となります。そんな時代の中で、目の健康とデジタル学習をどう両立させていくか、という部分は、見過ごされがちなところ。パソコンやテレビ、スマートフォン、タブレットなどなど、デジタル機器を長時間使用することによって眼が悪くなるのでは、と心配されている親御さんも多いのではないでしょうか。でも、これからますます進んでいくであろうデジタル社会の中で、デジタル機器を使わないわけにはいきませんよね。だからこそ、眼がなるべく悪くならないように、ケアしながら使っていくこと、そして眼の健康とデジタル機器を利用することの両立をしてくということを目指したいと思っています」。

意識調査の結果から見えてくるまだまだ「知らない」という現状

今回のイベントでは、プロジェクトの一環として実施された「デジタル教育およびICT教育における親の意識調査」の結果が発表されました。調査対象は、デジタル環境に対する意識の偏りがないように、①長子に小学生のお子さんをお持ちの保護者と、②Tech Kids Schoolが運営する教室もしくはイベント等に一度でも参加したことがあり、長子に小学生のお子さんをお持ちの保護者です。

調査から見えてきたことのいくつかをご紹介しましょう。
まず基本情報として、過半数の小学生が、自宅または小学校でデジタル機器を用いた学習を行なっているということ。そして、①で6割、②で9割の方、デジタル環境が子どもの健康や発育に「影響がある」と感じているということでした。そして、「具体的にどのような点に影響があると思われますか?」という質問に対しては、①②ともに「眼」が9割を超えて最も多いという結果。「デジタル機器の使用中もしくは使用後に、お子さまが訴えられたことのある不調にあてはまるものは?」という問いには、「目の疲れや痛み」「視界のかすみ」が上位にあがっています。

しかし、そんな状況の中で、対策が必要と感じつつも、その対応策がとれていない、という人が過半数。「利用する場所を決める」「部屋やモニターの明るさを調整する」など対策をしている保護者もいるものの、「ブルーライトから眼を保護するパソコン用メガネの使用」は、①16.5%②18.0%と、まだまだ少ないのが現状です。そういう状況を見ても、日本のこの分野での理解や対策の部分は、まだまだ発展途上なのかもしれません。

光の実験とワークショップを体験しながら楽しく学ぶ

イベントの後半では、子どもも一緒に、眼の仕組みや光の特性について、楽しく知ることができる実験や、光の特性を利用してステンドグラスをつくるワークショップが行われました。

透明のシートを自由に重ねて厚みを変え、光の通りに歪みをつくることによって、偏光板越しにみたときに、それがカラフルに見えるというもの。子どもたちは、動物の絵柄に、透明のシールを重ねて貼り、時折、自然光にかざして偏光板越しの色合いをチェックしながら、自分だけのステンドグラスを作り上げていました。

眼は、一度悪くなってしまうと、自然に回復するのはなかなか困難です。だからこそ、子どもの眼の健康は、できるだけ守ってあげたいもの。そのための第一歩として大切なのは、眼について、またデジタル機器との付き合い方についての正しい知識を得るということではないでしょうか。