「工藤阿須加と奈緒“二人きりの観覧車”撮影エピソード明かす」〜短編映画「観覧車の下で会いましょう」〜

女優の奈緒さん、俳優の工藤阿須加さんが主演した短編映画「観覧車の下で会いましょう~人生は観覧車のよう~」の完成披露発表会が東急プラザ蒲田の屋上「かまたえん」で3日に行われ、主演の二人と熊澤尚人監督が登場した。

同映画は開業50周年を迎える東急プラザ蒲田が「街が育む世代を超えたつながり」をテーマに短編小説を募集し、集まった479作品の中から大賞作品となった原作を、大田区蒲田を舞台にした短編映画として映像化した作品だ。
タイトルにある観覧車というのは東急プラザ蒲田の屋上「かまたえん」にある都内唯一の屋上観覧車のことで、この蒲田のランドマークを巡って世代を超えた物語が展開される。

工藤さんは2人で観覧車に乗るシーンは「ちょっと緊張した」そうだが、初めて乗る屋上観覧車からの景色がきれいでびっくりしたという。「夕陽がかかってすごく綺麗で、いいデートスポットなんじゃないかな」と絶賛。

奈緒さんも「一周の時間が絶妙、大きい観覧車だと沈黙の時間が長い」と答え、「ぎゅっとした時間が過ごせる」とやはり好印象だったようで、「東京で子育てするなら屋上に遊園地があるようなところで遊ばせてあげたい」と話し、「こういう場所がずっと残っていてくださると私の子どももすくすくと成長するんじゃないかな」と将来にも思いを馳せていた。
また工藤さんも観覧車について「寄り添える場所が必ず1つあるということが地元には大切なことだと思う」と話し、この短編映画の舞台となった蒲田のランドマークがずっと残っていてほしいと期待を寄せた。

劇中で奈緒さんは主人公の就活生・春菜と若い頃の祖母・雪江、工藤さんは雪江が恋した相手・島津秋生とその孫・健司と、それぞれ違う世代の人物を演じている。
奈緒さんは二世代を演じ分けるというよりは、違う時代に青春を過ごした、べつの女性だと思いながら演じたという。
熊澤監督から「昭和が似合う」と言われた工藤さんは「よく言われます」と答えつつ、「(秋生は)落ち着いた部分もあったり、監督とも話して、声のトーンとか自分なりに少し変えていった」と役作りについて明かした。

そして今回の短編映画のような「ショートフィルム」について話題がうつると、奈緒さんは、「説明できる部分が限られているからこそ、情報が少ない分(観客に)考えてもらえる時間が長いのかな」と話し、工藤さんもそれに共感するように「短い時間でその世界を一緒に共感できるというのはステキなことだと思う」と魅力を語った。

「観覧車の下で会いましょう~人生は観覧車のよう~」の映画本編はYouTbueでも公開中です。