「歯の健康シンポジウム」にホリエモン登場
「口が臭い人は意識低い系」と熱弁

イイ歯の日(11月8日)に先駆けて、10月23日、東京都渋谷区のTRUNK HOTEL ONDENで、「歯の健康シンポジウム2019秋 ―オーラルケアとビジネスパフォーマンスー」(日本歯科医師会主催、パナソニック協賛)が開催され、「ホリエモン」こと堀江貴文氏と、公益社団法人日本歯科医師会常務理事小山茂幸氏によるトークセッションが実施された。

第1部では、小山氏が「ビジネスパーソンの歯と口の健康」をテーマに講演を行った。

小山氏によれば、平成元年から厚生省(当時)と日本歯科医師会は「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」を目標に「8020運動」を実施しているが、69歳までは平均保有本数は20本を上回るものの、それ以降は平均19本以下となっているのが現状で、とりわけ歯周病による抜歯の割合が最も多いという。

そもそも歯周病の原因は歯垢であり、歯と歯の隙間から発生するが、初めは自覚症状がないのが特徴で、歯が痛くて噛めないほどの症状が出る頃には、既に治療困難であることがほとんどだ。

歯と歯ぐきの境目に炎症がおき、歯周ポケットがどんどん広がることで、最終的には根の先に向かって拡大。歯槽骨が半分以上破壊され、歯がグラグラになってしまうのだ。

歯周病のリスク因子は、喫煙や口の中の清掃不良のほか、ストレスなども挙げられる。虫歯菌が砂糖を利用して、作られた酸が歯を溶かすのだ。糖尿病の人は歯周病になりやすく、血糖コントロールが悪いほど歯周病悪化しやすいが、糖尿病を治療すると歯周病も改善する、という相関関係があるという。

さらに、年齢・疾患の有無や生活習慣などに関わらず、歯がほとんどなく、義歯も未使用の人は、20本以上歯を保有する人と比較して、認知症発症のリスクが最大1.9倍になり、転倒のリスクも2.5倍になるという。つまり歯周病により歯が減ることで、要介護になりやすく、それに伴い必然的に医療費も高くなるというわけだ。

そういったことを踏まえて、健康寿命を延ばすための手段として、日頃の歯磨きに加え、「かかりつけ歯科医」を持つことを、日本歯科医師会では推進しているのだという。

続く第2部では、「パフォーマンスを向上させる、オーラル意識改革」と題し、特別ゲストの堀江貴文氏と小山氏によるトークセッションが行われた。

宇宙ロケット開発などで話題を集める一方、医療従事者や経営者、クリエイター、社会起業家といった幅広い業界の有志とともに「予防医療普及協会」を発足し、病気の予防活動にも積極的に取り組んでいるという堀江氏は、「初期段階では痛みを感じないサイレントキラーの歯周病と糖尿病は、意識低い系の人しか罹らない。その人たちの行動変移を促すためには、政治的な働き掛けが必要だと思う」と声を大にする。

最近「『くちくさえもん』という口臭通知代理サービスを開始した」という堀江氏は、「口が臭いのに放置しているやつは、営業成績も悪いと思う」「口が臭いやつには僕は近づかない。少なくとも僕からの発注は確実に減っている」と容赦がない。もちろん堀江氏自身も「朝起きた時と夜寝る前に磨いて、デンタルフロスも欠かさず行い、3か月に一度は歯科に定期的に通っている」というほどの徹底ぶりだ。

さらに「定期健診の中に歯周病のチェックもいれるべき」であると主張し「半年に一度検診を受けなかったら、ペナルティとして歯科治療が全額自己負担になるくらいまでしないと、意識低い系の人はなかなか動かない」と提案。さらに「歯ブラシや歯磨きを販売するメーカーにも、歯医者に行くことをもっと啓蒙してほしい」と小山氏に促し、「最低でも半年に一回歯医者に行って、歯石を取ってください。歯間ブラシとデンタルフロスをやっている人を見ると、意識高いなと思う」と、会場のメディア関係者に呼び掛けた。

その後、歯科衛生士によるブラッシング講座が行われ、最後に、今年9月1日に発売されたばかりの音波振動歯ブラシ「ドルツ」の新製品「EW-DP53」の紹介が行われた。

「ドルツ」は日本歯科医師会が推奨する音波振動歯ブラシで、「ヨコ磨き+音波振動+極細毛」を兼ね備えているのが特長だ。

ヨコ方向への細かいリニア音波振動で、歯に当てるだけで歯科医師推奨の磨き方が再現できる優れモノ。さらに独自開発のW音波振動で、歯周ポケットに届くヨコ磨きと、歯間に届くタタキ磨きも同時に行い、約0.02㎜の極細ブラシが歯周ポケットの汚れをしっかりかき出してくれるのだ。使用開始から約3日で歯ぐきの健康が推進できるという。

ちなみに堀江氏も「ドルツの歯ブラシを使っている」といい、「ヨコ磨きとタタキ磨きができて、極細の毛先もすごくいい」と絶賛。「ドルツを使うことで歯磨きの時短にもつながる。何も毎回必ず丁寧に磨く必要はない。9割以上を毎日続けることの方が大事」とアピールしていた。

「ドルツ」の新製品「EW-DP53」は、シルバー、ピンク、青の3色展開で、オープン価格となる。